FAQよくあるご質問

フリーアクセスフロアとは

配線が床上に出ていることで見栄えが悪くなるだけでなく躓く原因や断線する原因になりかねません。
そのような問題を解決するために床を二重構造にし、床との間のスペースで自由に配線することができる商品がフリーアクセスフロアです。「OAフロア」と呼ばれる場合もあります。

フリーアクセスフロアにの種類について

大きく分けて置敷きタイプと調整式タイプがあります。使用する場所や用途、目的の違いにより様々な種類があります。材質も樹脂製・スチール製・アルミダイカスト製などがあり、強度性能は3000Nタイプから、床高さは40㎜からとお客様のニーズに少しでもお応えできるよう数多くのバリエーションをご用意しておりますのでまずはご相談ください。

JIS規格の適合について

JIS(JIS A 1450)はフリーアクセスフロアの試験方法について規定しています。
JIS(JIS A 1450)の試験方法に基づき、フリーアクセスフロア工業会(JAFA)が発行する性能評価に適合しています。

フリーアクセスフロアの静荷重性能とは

静荷重性能とは JIS A1450:2015に基づく試験方法を実施し、フリーアクセスフロア工業会(JAFA)で規格された強度性能を示す評価基準で、下記の範囲内に納まる荷重となります。

φ50mmの加圧子を用い、所定荷重を載荷したときのフロアパネルの変形量(たわみ)が5.0mm以下、また残留変形量が3.0mm以下
※所定荷重:2000N/3000N/4000N/5000N

ただし、ここでの所定荷重とは短期的にフリーアクセスフロアが耐えられる荷重のことで、JAFA性荷重試験では所定荷重(短期許容荷重) の評価となり、パネルが耐えられる重さの目安となります。実際にパネルに積載できる許容積載荷重(長期荷重)は以下をご参考にしてください。

所定荷重2000Nタイプ:
許容積載荷重 1300N 軽量な什器の設置を想定する場合
所定荷重3000Nタイプ:
許容積載荷重 2000N 一般的な書棚及び什器の設置を想定する場合
所定荷重4000Nタイプ:
許容積載荷重 2600N 大きな書棚、小規模サーバーなどの機器を含む重量物の設置を想定する場合
所定荷重5000Nタイプ:
許容積載荷重 3300N 大型電算機などの重要機器の設置を想定する場合

金庫などの重量物を設置する場合は、床スラブ面に直接設置を推奨しております。
パネル上に設置する場合は端部用支持脚での補強と、合板等を敷いて荷重を分散させるようにしてください。

什器・機器・重量物等の搬入について

台車等での搬入では想定している以上の荷重がかかる可能性があります。そのためパネルや支持脚の変形や破損につながる恐れがあるため、以下の注意事項を遵守した上で作業を行ってください。

  • 事前に敷設されているパネルの荷重性能をご確認ください。
  • 通路となる部分には、表面材を汚さないよう 養生をしてください。
  • 厚み12mm以上の合板を敷き、その上を通るようにして下さい。また、重量によっては2枚以上重ねる等の処置をして下さい。
  • 移動は「ガタン」という衝撃がかからないよう、ゆっくりと行ってください。
  • 設置の際は「ドスン」という衝撃を与えないよう、静かに行ってください。

OAフロア工事のご依頼について

弊社では施工部署を備えておらず 直接施工を行うことできませんが、施工代理店をご紹介させて頂いておりますので、まずはご相談ください。